平成27年3月7日から22日まで第五回 久助葛 葛蔵開きが執り行われます!!

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3月8日(日) 桜挿花 築250有余年の店内で桜のお花見が出来ます!
作家 草真流家元 後藤氏

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3月14日(土) 安心安全で美味しい本葛が出来るようご祈祷していただきました!

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3月14日(土) 春を楽しむ野草の会 食べられる野草と本葛体験

野草のお話 正山先生

野草料理 入江氏

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3月15日(日) 復興マルシェ 東北の震災を風化させず応援するために 東北で作られた物を販売、また、正しい食品を作る方々の商品の販売、黒田氏時代の特産物 「黒田三職の会」井上和紙、川茸、久助葛の販売、一部を義援金として東北へお送りいたします!

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3月15日(日) 十代目 高木久助と行く秋月歴史散策と本葛のお話                                       歴史ソムリエ 松田一郎氏 本葛づくりの舟上げの工程を見学していただきました!

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3月15日(日) 桜の花の下で櫨蝋燭と筑前琵琶演奏を楽しむ会 琵琶演奏 高木青鳳氏 秋月黒田三職の会 彩食の宴

筑前琵琶2

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鹿児島工場での最終工程「水晒し」

本葛には、あくがありますので、水晒しを何回も繰り返して、晒しあげます。
私どもでは、石灰水、それを中和する硫酸、白くする為の漂白剤、消泡剤(泡を消す添加剤)を使わず、水晒しだけで、晒しあげますので、手間暇がかかります。
その分、安心な本葛ができあがります!

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本葛の製造工程のお話

今日は、本葛の製造工程の中で、浮かし取りと黒だご(黒せん)についてのお話です!

浮かし取りと言う工程は、本葛と真水を混ぜ合わせあるて一定時間おいてから上の部分だけ抜き取る作業の事を言います!
この浮かし取りの時間は、その日の温度、本葛の状態を見ながら決めますので、熟練の経験が必要です!
そして、一番底に残った物の事を黒だご(黒せん)と言います!
黒だご(黒せん)は、本葛製造時に必ず出てくる物です!

浮かし取りの上の部分は、次の工程の水晒しに移行していきます!
黒だご(黒せん)の部分は、集めてきて、また、浮かし取りをし、上の部分だけ取り出して、この工程を何回も繰り返します!
しかし、最後に残った黒だご(黒せん)は、製品化をしません!
昔から職人さんたちの、おやつとして、団子状に丸めて、いろりの灰の中に入れて焼きそれを食べていました!
食べると苦味がありますが、これが体にいいと言って職人さんたちは、食べていました!
または、家庭用に使うなどして、いました!
昔から葛は、捨てるところがないと言われています!

色の黒い部分が、黒だご(黒せん)です!

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