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農林水産省 maff

【「くず」のチカラ】
寒さが本格的になりました。この時期、カゼをひかれる方も多いのではないでしょうか。
カゼの引きはじめによく飲まれるのが漢方薬の「葛根湯」ですが、主原料の「葛根」は、文字どおり「くず」の根っこです。「くず」は山野のどこにでも生える、つる性のマメ科植物ですが、長年成長し大きくなった根を掘り出して、切って乾燥させたものが生薬の「葛根」になります。
また、掘り出した「くず」の根をすり潰したり細断した後、水にさらしてアクなどの不純物を取り除き、でん粉を取りだしたものが食用の「くず粉」です。この「くず粉」は、皆さんご存じのとおり、くず湯やくずきり、くず餅など、さまざまな料理に用いられます。
なみに以下の写真は、くず粉を取りだすために、南九州の山々で、約30年から50年間自生した葛の根を掘り出したものだそうです。こんなに大きい根だとは!

提供:廣久葛本舗

農林水産省 maff さんの写真

平成27年12月10日から今年の葛の収穫が始まりました!

鹿児島県大隅半島を中心に南九州の山々で自生して育った約30年から約50年たった葛の根を堀子さんと言う葛の根を掘る専門家や農閑期の農家の方が、持ってこられます!
通常、人の太ももぐらいが平均ですが、中には、人の胴体ほどある物もあります!
これから、本格的な本葛作りが始まります!
今年も安心で安全な美味しい本葛作りに励んで参ります!

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一つ一つ土を落としていく「こさぎ」という作業です!

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平成27年3月7日から22日まで第五回 久助葛 葛蔵開きが執り行われます!!

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3月8日(日) 桜挿花 築250有余年の店内で桜のお花見が出来ます!
作家 草真流家元 後藤氏

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3月14日(土) 安心安全で美味しい本葛が出来るようご祈祷していただきました!

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3月14日(土) 春を楽しむ野草の会 食べられる野草と本葛体験

野草のお話 正山先生

野草料理 入江氏

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3月15日(日) 復興マルシェ 東北の震災を風化させず応援するために 東北で作られた物を販売、また、正しい食品を作る方々の商品の販売、黒田氏時代の特産物 「黒田三職の会」井上和紙、川茸、久助葛の販売、一部を義援金として東北へお送りいたします!

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3月15日(日) 十代目 高木久助と行く秋月歴史散策と本葛のお話                                       歴史ソムリエ 松田一郎氏 本葛づくりの舟上げの工程を見学していただきました!

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3月15日(日) 桜の花の下で櫨蝋燭と筑前琵琶演奏を楽しむ会 琵琶演奏 高木青鳳氏 秋月黒田三職の会 彩食の宴

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鹿児島工場での最終工程「水晒し」

本葛には、あくがありますので、水晒しを何回も繰り返して、晒しあげます。
私どもでは、石灰水、それを中和する硫酸、白くする為の漂白剤、消泡剤(泡を消す添加剤)を使わず、水晒しだけで、晒しあげますので、手間暇がかかります。
その分、安心な本葛ができあがります!

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