舟あげ風景

今年の本葛の生産も終盤を迎えています!

舟あげは、浮かしどり、水晒し、が終わった後の予備乾燥するために、舟と呼ばれる木の箱に下が、わり竹を敷き

水が抜けるようになった物に、布を敷き本葛を入れて一晩おくと水が抜け本葛の塊が残ります!

それを紙を引いた長四角の木枠に本葛をいれ手でたたき平たくします!

さらに、たたき締めると言う作業で、中に入っている空気を抜きます!

これは、乾燥させるとき、中に空気が入っていますと本葛がでんぷん質ですので、発酵してしまい、のど越しや

モチモチ感、粘りがなくなるのを防ぐために行われます!

出来上がった物に布をかぶせ、本葛の粉をかぶせ水分を抜きます!

抜いたところで、豆腐台に切って、もろ蓋に移し、日陰干で、2ヶ月自然乾燥させ、さらに半年から1年寝かせます!

なぜ、半年から一年寝かせるかと言いますと、でんぷん臭さが取れ、粘り、のど越しが良くなるからです!

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JAL日本航空の国際線、国内線の機内誌12月号に、私どもの店舗が、掲載されました!!

来年は、NHKの大河ドラマ「軍師!! 官兵衛!!」と言う事で、福岡が紹介されています!

私どもの秋月は、福岡藩黒田の分家として、黒田長政公の三男、黒田長興公が治めた土地です!

黒田官兵衛公の孫にあたります!

今でも、黒田長興公の直系のご子孫が、店舗に来ていただいております!

江戸時代は、秋月藩で唯一、本葛を作る事が許された、御用商人をいたしておりました!

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今年初めて、本葛の生産が始まりました!

まず、本葛の原料の寒根葛の根の土をとる、こさぎという作業をし、洗い
繊維状に粉砕し、水をかけて、ふるいで、こす作業をいたします!
あとは、浮かしどり、沈殿、水さらしの作業へと進めていきます!

本葛の生産は、一年で一度きり、この時期しか、原料を収穫することができませんので
一年で一番、気を使う時です!
原料のよしあし、気温、湿度、天気などを考慮しながら、長年培われた経験と勘が
ものを言います!

本葛作りは、一期一会、祖先伝来の伝統的製法で、作り上げていきます!

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安部昭恵内閣総理大臣夫人と良い食品を作る会の皆さんとの懇談会がありました!

「ご縁をいただき、安部昭恵内閣総理大臣夫人の経営されている、内神田の居酒屋うずで良い食品を作る会の会員との懇談がありました!」

うずは、山口県の、こだわりの食材、お酒を中心に、全国のこだわりの食材、お酒を妥協することなく提供されています!

お話をお伺いして、食品の安心、安全の考えが、良い食品を作る会の理念と、方向性が、一緒で、大変、お話が、はずみました!

私どもの本葛も、居酒屋うずで、料理に使っていただいております!

楽しいひと時でした!!

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