週末朝の仕込みは大忙し

おはようございます!見習い葛職人の川原です。

秋月に戻ってきて最初の週末で、太閤葛餅を練る大鍋をフル稼働しています。

葛餅は、気候や温度・湿度、本葛の状態などさまざまな条件で練る時間が変わってくるため、その日その日で状態を見極めながらつくっています。

季節限定の葛桜をつくっている様子です。

本葛を小鍋でねった直後に素手であんこをつつむため、持っていられないほど熱いです。いかに手早くきれいに包むか、まさに職人技だと思います。

葛桜を蒸しています。最後に桜の葉っぱを下に敷いて完成です。

昨日はおかげさまで完売しました。本日も美味しく仕上がっています。

ご来店、お待ちいたしております。

【太閤葛餅】本日3/16より販売開始です!朝の仕込みをしております。

秋月歴史浪漫菓子「太閤葛餅(たいこうくずもち)」と、季節限定の「葛桜(くずざくら)」を本日より販売いたします。

朝の仕込みの様子です。秋月にお越しの際は、ぜひお立ち寄り下さい!

秋月歴史浪漫菓子「太閤葛餅(たいこうくずもち)」3/16より販売開始いたします。

【太閤葛餅】秋月に現存する、太閤秀吉公腰掛の石

【太閤葛餅】秀吉公と秋月にまつわる歴史

【太閤葛餅】秀吉公と秋月にまつわる歴史

天正十五年(1587年)、豊臣秀吉公は豊後・大友宗麟公からの要請を受けて、九州全域に勢力を伸ばして来た島津氏との戦のため、約二十万の大軍勢を率いて九州に出兵。当時、博多を除く北部九州一帯治め、島津氏と盟約を結んでいた秋月種実公と対峙します。種実公は、戦に臨み奮闘しましたが、秀吉公得意の一夜城作戦やその壮大なスケールを誇る秀吉軍に戦意を喪失して降伏します。

そして、このとき、茶の世界で名器と謳われた「肩衝茶入楢柴(かたつきちゃいれならしば)」を秀吉公に献上したことで許され、宮崎県高鍋へ国替えをさせられました。

秀吉公は、秋月をおおいに気に入り三日間滞在したと言われています。その時、秀吉公自ら座ったとされる石が今も秋月に現存しています。この太閤秀吉公腰掛の石は、太閤出世石とも呼び、この石に座ると出世するとの言い伝えもあります。

太閤葛餅は、秋月の歴史的なエピソードである太閤秀吉公腰掛の石をモチーフにしています。

秋月歴史浪漫菓子「太閤葛餅(たいこうくずもち)」3/16より販売開始いたします。

【太閤葛餅】秋月に現存する、太閤秀吉公腰掛の石

【太閤葛餅】秋月に現存する、太閤秀吉公腰掛の石

豊臣秀吉公が九州討伐で秋月の地に来た時、こしかけたと言い伝えられている石が今も現存しています。

この腰掛の石は、太閤出世石とも呼び、この石に座ると出世するとの言い伝えもあります。

廣久葛本舗のお店から、徒歩わずか3分の場所にあります。ぜひ、歴史に思いを馳せながら訪れてみて下さい。

秋月歴史浪漫菓子「太閤葛餅(たいこうくずもち)」3/16より販売開始いたします。

今日の鹿児島は、晴れてます!

今年の2月、3月初めは雨が多かったです!

久々に晴れの日が続いています!

工場近くの寒根葛の蔓を見るとまだまだ芽吹くのは先のようです!

4月に入ると一気に蔓が伸び始めます!

アメリカでは、一晩に1フィート伸びると言われています!

木の上に白っぽく覆い被さっているのが寒根葛の蔓です!

葛の生命力て凄いですね!