本葛は貴重品

こんにちは!見習い葛職人の川原です。

本葛の原料、寒根葛(かんねかずら)の根。

自分たちや、堀り子さんは「寒根(かんね)」と呼びます。

黒土、赤土、シラスなど、育った土も様々です。

はじめは、本葛の原料がこの根っ子と聞いて信じられませんでした。

しかも本葛含有量はわずか7~10%と言うから驚きです。

「葛は貴重だから、大切に扱うように」と、いつも言い聞かされています。

(練るときも、いたわるように)

見習い葛職人ブログ始めました

はじめまして!

廣久葛本舗の見習い葛職人、川原と申します。

本日からこのブログを通じて、新人目線で感じたこと等、発信していきたいと思います。

現在、生まれ故郷でもある鹿児島の工場で2回目のシーズンを過ごしています。

寒い山の中での住み込み作業は大変ですが、最高の本葛づくりを目指して頑張っています!

寒根葛の根

寒根葛の根を粉砕して洗った物は、農家の方が畑の肥料にされ大変良い肥料になるそうです!

また畜産をやられている方は、牛の餌として使われ牛が下痢した時などに牛の整腸に使われるそうです!

秋月和紙処井上さんでは、和紙に混ぜて使われます!

色々な使い方をしていただいております!