舟あげ風景

今年の本葛の生産も終盤を迎えています!

舟あげは、浮かしどり、水晒し、が終わった後の予備乾燥するために、舟と呼ばれる木の箱に下が、わり竹を敷き

水が抜けるようになった物に、布を敷き本葛を入れて一晩おくと水が抜け本葛の塊が残ります!

それを紙を引いた長四角の木枠に本葛をいれ手でたたき平たくします!

さらに、たたき締めると言う作業で、中に入っている空気を抜きます!

これは、乾燥させるとき、中に空気が入っていますと本葛がでんぷん質ですので、発酵してしまい、のど越しや

モチモチ感、粘りがなくなるのを防ぐために行われます!

出来上がった物に布をかぶせ、本葛の粉をかぶせ水分を抜きます!

抜いたところで、豆腐台に切って、もろ蓋に移し、日陰干で、2ヶ月自然乾燥させ、さらに半年から1年寝かせます!

なぜ、半年から一年寝かせるかと言いますと、でんぷん臭さが取れ、粘り、のど越しが良くなるからです!

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